あと数分で2010年です。
2009年は、このブログのスタートから、学生時代の友人の再会、新たな友人や知り合いの増えた出会いの多い充実した年でした。1年無事に過ごせたことに感謝して。
皆様よいお年を!
皆さまにとって2010年が良い年となりますように。
2009年12月28日月曜日
お正月の準備
お正月と言えば、結婚以来両実家を行き来するのに精一杯で、今まで自宅でお節を作ったことなどない。よって、準備なんてものはなく、せいぜい大掃除だが、今日窓ふきと風呂場掃除(カビ取り)+通常のお掃除をしただけで疲れてしまった私。しかも風呂掃除は夫がしてたりする。
でも我が家でちょっとでもお正月の気分を味わおうということで、玄関のお飾りを今年も用意した。
これは横浜のお花屋さんで購入した手作りお飾り。今はクリスマスリースのように、それぞれの作り手の個性をいかした、多種多様なお飾りが作られているようだ。本当のお餅(でも飾り)がついたお飾りは、クールで尚かつ初春を迎える喜びが感じられ、写真を撮りつつ、ちょっとうれしくなった。
2009, Best Buy Five Items
2009年も残すところあと4日になりました。早いものですね〜、いや月日が経つのは。
せっかくの年末、消費が冷え込む今年ではありましたが、ここで来年の景気回復を願い、今年買ったアイテムのうち、これはよかった、周りにお勧めしたいというBest Buyアイテムを紹介しましょう。
1位:シーリーのマットレス
2位:オリジナル枕
3位:自転車
4位:T-falの電気ケトル
5位:フードプロセッサー
この1位と2位は3位以下を引き離して断然のランキングとなりました。何しろ本当に快適で、この枕がまたずごい。この枕を使い始めてから肩こりが翌日に残らない、残らない。我が家での睡眠が快適なため、遠出しても出来れば家に返ってこのベッドで寝たいと思うほどです。
そして、自転車。自転車が違うとこうまで坂道も楽かと再認識。5〜6km圏内がグット近所に、自転車通勤断然楽になりました。
4位の電気ケトルはコマーシャルでもおなじみですが、いや〜、これはいい。スグ沸くし、掃除も楽。場所もとらないところもグッドです。5、6千円で購入できるところもお財布に優しい。実家にも買って贈りましたが、重宝しているようです。
フードプロセッサーは友人のAiさんのお勧め。気張って、キュイジナートを買おうかと検討しましたが、初心者はまずは使いこなせるのか試してからということで、日本のメーカーのお手軽なものを購入したところ、便利便利。一気に料理の幅が広がりました!
ということで、2009年私のBest Buy Items、世相を反映しているのか「内」傾向で「エコ」傾向でしょうか?来年は何がランキングされるのか今から楽しみです。
2009年12月27日日曜日
年末と書いて太ると読む
あ〜、今年の目標のひとつはダイエットだったはずなのに〜と心で何度ぼやいたことか。
ということで、たっぷりと私のお腹に入っていったお料理の数々の一部を紹介、年始への教訓としたい。
1:Akiさんのシャンパンパーティーでのお料理の数々
2:夫が作ったローストビーフ
ウコンの力と胃薬片手に美食な日々。こうなると太る太らないの問題ではなく、痛風になりそうで怖い。うん、年が明けたら節制しよう。
2009年12月13日日曜日
感じる力:モノより思い出。
このキャッチコピー、ハッとさせられた方多いのではないでしょうか?
今だに新鮮なこのコピー、実は2004年のものだってご存知ですか??そう、発表されてからもうすでに5年経過しているワケです。2004年の日産セレナのコピーで、子供をつれて自然の中でひとときを楽しむ家族の姿が、世の特にお父さんをハッとさせたのです。いかんいかん、土日にゴロゴロしてばかりじゃダメだなと。
この「モノより思い出。」は単なるコピーではなく、ライフスタイルへの価値観にもなりえるものではないかとここ数年特に感じます。もちろん、土日の高速代金割引、不況化の消費冷え込み(ラグジュリーブランド製品への消費は特に)の背景も多いに関係しているのだとは思いますが、それだけではなく、日本の消費生活、ライフスタイルの価値観が成長し、より心の豊かさを求める結果、こういった”モノの消費”ではなく”体験、豊かな時間を過ごす消費”へと変化していると考えられます。バブルまでは高級品を買う/持つ行為=豊かな生活でした。その後は高級レストランでの食事=豊かな生活。どちらかと言うと、ともかく人と同じ、それ以上の「高級な行為」こそが、豊かな生活だという認識が一般的で、だからこそ、OLがこぞって高級ブランド製品を求めて、彼が高級ホテルを1年前から予約するというクリスマス消費があり、それが年末の日本消費を支えていたんだと思います。
ところが、今、時代は「お金で買えないモノではない何か」を求めているような気がします。
「お金で買えないモノ」、それこそが思い出だったり時間そのものだったり。つまり思い出が残る豊かな時間の過ごし方というわけです。私自身、何か高額なモノ(といっても、私の場合たいした金額ではありませんが、、、)を購入する際、ふとこのコピーが頭に浮かびます。この「モノ」を所有するのと、夫や友人と旅行に出かける、前からしたかった習い事をする費用にするのとどっちが自分にとって価値あるお金の使い方だろうかと。
前置きが長くなりましたが、先日日経ビジネスオンラインで面白い記事を見つけました。”「未来の仕事」を考える”というコラムの著者が、月3万円の仕事を10個して月収30万円得る仕事の方法もあるというもので、その記事もおもしろいのですが、その著者が代表をしている会社の紹介がまた面白く、まさに「豊かな消費」を反映するビジネスモデルだなと感心しながらHPを見てしまいました。彼がしているのは「体験ギフト業」です。モノを送るのもいいけど、思い出に残るハンググライダー体験のひとときもいいのでは?という提案をしています。まさに、「モノより思い出。」を体現したビジネスであると言えます。
そんなこんなで先日誕生日を迎えた夫に「誕生日プレゼント何がいい?」と聞くと、返ってきたのは「ウ〜ン、眼鏡。ここんとこ、色が剥げてきちゃってさ〜。」という答え。
そうそう、すっかり忘れておりましたが、「モノより思い出。」の前にありました、実用的なニーズと消費」という大事なものが。確かに豊かな消費の前提には、日々の生活という「基本の消費がありましたね。。。。
スモールギフト
昨日は学生時代の友人とのLHPだった。
Lunch Home Partyです、念のため。
今回は気心知れた友人の集まりと&lunchということもあり、ちょっと手抜きさせてもらい、ご飯ものはピザを宅配し、前菜とメインの用意だけだったので、準備も後片付けもとってもラクチンだった。だいぶHP慣れしてきたということもあるのだろう、と自分で自分の成長ぶりににんまりしたりして、満足感を覚える今日だったりする。
そんな中、学生時代の友人が集まると毎々行うのがスモールギフト(SG)の交換だ。
今回はHPのギフトにSGが加わり、プレゼント交換タイムがまた楽しかった。
以下が今回のSG交換だ。
<頂いたもの>
1:手作り化粧品(化粧水/クリーム これは私用にブレンドしてもらった、世界にひとつだけのオリジナル化粧品だ)
2:手作り石鹸各種 (竹墨/金箔/アップルティー&カモミール)
3:どぶろく(ご近所の酒屋さんにこの時期売られているものとのこと。早速頂いたが、微炭酸で、お米の甘みとうまみが感じる美味しいお酒だった。夫も大喜びな一品も忘れず持ってきてくれるところ、サスガです)
4:ガトーショコラ (別添えの生クリーム付き。このクリームがまた、軽くてフワッとしてて美味しかった〜)
5:アイとサチ (東京土産で有名なお菓子)
6:国産オリーブの浅漬け(これ、本当に美味しい!)
頂いた化粧品や石鹸はもったいなくて未だ使ってないが、乾燥が続くこの季節、ありがたいギフトだ。特に先日皮膚科の先生に、余計なものが入っていない保湿材や石鹸でしっかり洗浄+保湿をするようにとお説教受けたところ(30分にわたり、なぜアトピーの人が増えたのかの先生なりの分析を戦後の時代背景を踏まえてレクチャーしてくれた。。。)だっただけにうれしい。また、それをくださったお二人の肌のキレイなこと。説得力も倍増だ。使用経過をまたブログで紹介したい。 何よりも、作る過程の時間や作業のことを思うと、手作りの品物をくれるその気持ちがうれしい。まだまだ手作りギフトを振る舞えることがないので、何かを作って相手が喜んでくれるという行為に憧れるが、そういう技術や趣味を持っている女性って素敵だな〜とつくづく感心しきりの一日でした。
2009年12月6日日曜日
10年目のギフト
現在の会社に入社して10年目。
今年はとても慌ただしく、尚かつ学ぶべきことの多い充実した年だった。改めてブログでも紹介したいと思っているが、先日6ヶ月のお試し期間を経て、昨年より希望していた部署に異動することが出来た。この異動もすったもんだがあったが、今はようやく腰を落ち着けて働くことが出来ることに感謝している。
そして、5月から担当していたプロジェクトが実を結び、なんと、新聞に掲載されたのだ!
担当し始めた頃は、その業界の知識も皆無、交渉力も日々の業務で培った程度で、ちゃんとしたトレーニングを受けたこともない。大体プロジェクトチーム自体がアメリカ人のボス、フランス人+私、の実に国際色豊な、というと聞こえがいいが、要は普通のコミュニケーションすら難しい。仕事へのアプローチや考え方がまったく違うのだ。何度ボスの部屋で口角泡飛ばしながら日本語英語で話合ったことか。。。
そんなこんなで大変だったプロジェクトも、相手の会社の寛容な理解と協力、チームの皆の協力のおかげでなんとか締結にこぎ着けることが出来た。その間、ボスからは決して諦めない開拓者精神を、フランス人同僚からは、何事も否定しない柔軟な考え方を学んだ。異動のすったもんだで、嫌になりかけたこの会社も、もうちょっと頑張ろうと思った。単純なものだ。でもこのプロジェクトはスタートでしかなく、これからが本番。作った土台にどういう建物をたてていくのか、イメージから設計におこす作業がこれから待っている。うかうかしていられないのだ。でも、同時に楽しみな自分がいる。仕事はこれだから止められない。
そうそう、10年目のギフト。
来日中の本社CEOがプロジェクトの調印式に自ら出席してくれ、しかも新しい部署に移った私に祝福のキス(両頬を合わせるヤツです)を送ってくれたのだ!入社して10年目にして直接お話できる機会を持てたことにもびっくりだが(あれっ、やっぱり遅いですか?)、あれはうれしいサプライズだった。
私にとっての10年目のギフトは、「日経の切り抜き+キス」だった。
20年後のギフトは何になるのだろうか?
クリスマス
雲ひとつない快晴とはまさに今日のような日のことを言うのでしょう。
それくらい今日は良く晴れた気持ちのいい日でしたね?
午後、夫と散歩に出かけ、最寄りの駅の反対口を散策。以前から行ってみたかったアンティークのお店を覗いたり、アジアンフードのデリを発見したりと、1時間ばかりぶらぶらしていると、夫が出かける時間に。散歩したりない私は一旦家に帰るも、すぐに自転車で冬晴れの中へ飛び出した。
どこもかしこもクリスマス。個人的にクリスマスグッズで家中を飾るのはあまり好きではなかったが、今年はちょっと飾りたい気分。季節を楽しむ余裕が出てきたのだろうか?
そこで目黒通り沿いのインテリアショップ巡りをし、それぞれのお店のクリスマスデコレーションを見に行くことにした。
いかにも、というツリーを飾り、サンタグッズで囲まれたお店もあれば、ヒイラギやマツボックリを赤いリボンで飾ったデコレーションを店舗内にちらばして雰囲気を作っているアンティークショップもある。その中で、北欧系のインテリアショップで見つけたのが、このとぼけた雰囲気の木製の置物。これだけだとチョット寂しいので、ツリー型のキャンドルホルダーもついでに購入した。どうでしょう?クリスマスの雰囲気出てます?そして同じく北欧系の違うショップで購入したリース。3000円のお値打ち品だ。この写真だとシルバーぽいが、実際はマットなゴールドに、白い木の実がついたシックなリース。早速家のドアに飾ってみた。
これだけやると、ちょっと気分が出てくる。今年はサンタクロースも我が家によってくれるかしら?
2009年11月23日月曜日
セミ友のススメ
先日、日経新聞主催のセミナーでお友達になった友人、通称セミ友、と飲みにいってきた。
久々の再開だったので、お互いのその後や最近自分が関心持っていることや、勉強の進捗状況などを報告しあった。
この時フト思ったのが、学生時代の友人のM子の言葉。
先日M子は面白い事を言っていた。あれは2人でボトルを1本空けて多少呂律も周りにくくなってきた頃だろうか?
「なんでさ〜、人って男とか女とか、年齢とか学歴とか、結婚してるとかしてないとか、子供いるとかいないとか、そんなこと確認したがるんだろうね〜?」
「あ〜、確かに初対面の人とは会話のやり取りの中で、そういうとこ探ってくよね〜。」
「でしょ?仕事の相手とかでもそういうこと確認しあうじゃない?そんなの仕事に何にも関係ないじゃない?」
「うん、確かにそうだよ。でもそれから相手のことを読み取ろうとするというか、理解しようとするんじゃない?そういう情報で相手のバックグラウンドを知るというか。」
「でもさ〜、本当にそれでその人のこと知れるのかな?私はバックグラウンドはどうでも良くて、今いるその人そのものを知りたいし、自分もそのままの自分を理解してほしいんだよね。」
「う〜ん、難しいこと言うね。」
「でもそういう何のカテゴライズもされない人との関わりや集まりって存在しないでしょ?私は全くそういうのがない人の集まりを創ってみたのよ。」
M子、面白いことを言う。確かに特に女性はこの手のカテゴリー判断をよく求められる。私なんか先日仕事先の相手からの電話に出たらいきなり、「◯◯さんって結婚してるんだって?お子さんとかいるの?」と聞かれた。まあ、この人はいつも単刀直入な方なので、私もサラッとかわしたが、聞かれた側は「だから何なんだ?」という感じだ。M子もこの「だから何なんだ?」を繰り返し、声に出したくなったのだろう、「どうでも良くない?そんなの。」と。
人間関係を築く上で、こうしたバックグラウンドを知ることは必要だ。だってより密な関係を求める場合は、相手のことをより知りたくなる、自分のことを知ってほしくなるものだ。
コミュニケーション力向上のセミナーでも、交渉力の本でも、「相手のことを知る事」はより良い関係構築、より良い結果を出すために不可欠と書かれている。でも、「相手の事を知る事」と「相手を勝手に分析してカテゴライズ」するのとは別な気がする。M子はそういうことを言いたいんだと思う。表面上な分析からの勝手なカテゴライズではなく、今の自分を知ってほしいという気持ちは、案外ブログ全盛のこの世の中を表しているのかもしれない。
冒頭のセミ友。私は彼女達の年齢も、学歴も実は知らない。
実はM子の言葉を聞くまで、次の食事会の時、もっと彼女達のこと(年齢/学歴等)を聞き出そうと考えていた。でも今はちょっと考えを改めた。こちらから聞く前に、今現在の彼女達をまずは良く知ってから、その後彼女達自らそういったことを話してくれる時に聞けばいいだけのこと。私が知りたいのは、今同じように目標に向かって努力している彼女達そのものだからだ。
ボジョレーヌーボー
先日私のmy Blog listでも紹介しているAkiさん主催のボジョレーヌーボーパーティーに参加してきました。
代官山のキャットストリートを進む事6分あまり。隠れ屋的なBar、Plumにて催されたその会は、何と言うか、不況を覆す女性のパワーが感じられるような、前向きな集まりだった。
肝心なボジョレーは全9種。チーズはそれに良く合う5種が厳選されていて、フレッシュタイプからハード、青カビまで豊富な香りと味わいがさらにワインの味わいを広げさせてくれた。
今回感動したのが、まず参加者の皆さんのパワー、そしてとても工夫されたオリジナル資料とテイスティングボード、講師の皆様のプロフェッショナリズムだ。
このテイスティングボード、Akiさんのオリジナルで、左端にAkiさん主催のサロン名が入っている。右側にリンクでつながれた資料はカラー印刷で、各ワインのラベル写真と、詳しい詳細、チーズの詳細から供されたフィンガーフードのレシピまで記載されている。とても丁寧で、これさえあれば、あのワイン飲みたいな〜と後から思っても、「でも何て名前だっけ?」と頭を悩ませる必要はない。該当ワインのカードを持って、ワイン屋さん(て言うのか?)へGo!すればいいのである。大体ど素人の場合、テイスティングに行こうにも、専門家へ何を質問しようかすら分からない。それが詳細な資料を手元に配られれば、まず記載内容で分からないことをきっかけに積極的に講師の先生にも質問が出来、コミュニケーションが図れるものだ。
そして参加者の皆さんのパワー。アルコールが入っていたとはいえ、全体の雰囲気がいい。皆楽しんでいるのが伝わってきて、ハッピーな気分になる。それぞれ皆さんとお話してみると、皆さん多趣味で、2足のわらじを履いてることの多さにも驚いた。通常のお仕事もお忙しいと思うのだが、もうひとつご自身でお仕事をされる時間とエネルギーはどこから?とお話を伺いながらも首をかしげるほどだった。そして皆さんおきれいだ。前回「美しさ」についてニベアのコピーを例にして紹介したが、なんか皆さん「輝いている」のである。あれは、お仕事や趣味や様々なコミュニティのバランスをじょうずにとって、自身の生活を常にリフレッシュしている充実感から来ているのではないだろうか?中でもAkiさんのパワーには圧倒された。聞けば数日寝ていないそうだが、ず〜っと笑顔のそのキラキラ感は、以前からやりたかったお仕事が形となってスタートを切った、その充実感に裏打ちされているのだと思う。いや〜、女性ってスゴイな〜。
そしてプロフェッショナルな講師の皆様。皆様その技術と知識でお仕事されているのに、雰囲気がとってもさりげない。「フランス料理のフルコース、作って皆さんに教えて差し上げられますがそれが何か〜?」というさりげなさと、お花やフィンガーフード、チーズに関し、参加者の皆さんの感想をうれしそうに、しかも真剣に聞いている様子に感心しきりだった。自身が好きなもので、尚かつ他人に教えることが出来る技術と知識、しかもその経験を通してさらに自身もプロフェッショナルに成長していくんだな〜と、私も何かのプロフェッショナルを目指したいと感じた一日でもありました。
そんなプロフェッショナル達にお会いされたい方は、ぜひAki さんのブログをチェックいただき、各種講座を体験されてはいかがでしょうか? いや〜、それにしても9杯は、一日に飲んだワインの種類では過去ナンバーワンです。それでも皆様軽々飲み比べておりました。。。やはり女性はスゴイ。
2009年11月15日日曜日
感じる力:ニベアの場合
小さい頃から、高校生になるまでだろうか?
乾燥した肌につけるものと言えば、ニベアクリームか手にはアトリックスクリームだった。実家の洗面所の戸棚にしまわれた、青い缶に入った白いニベアクリームは、その香りとこっくりとしたテクスチャーといい、記憶に深く焼き付けられている。肌にすりこんだ日は、まだすべすべかなと何度も触って、まだ残る香りと肌のしっとり感を確認したものだ。最近ではベーシックな青い缶に入ったクリームの他に、乳液や化粧水、リップクリーム、メンズ用化粧品まで多種多様な製品がドラッグストアの棚に置いてあるのを見かける方も多いだろう。
今日はそんなニベアという会社のコピーに「感じた」ことがトピックだ。
先日東急東横線の渋谷駅にニベアの大広告を発見。ホームのいたるところにニベアの新ブランドイメージに関するポスターが貼られていた。次の電車を待つ間、なんとなしに立っていると嫌でも目につくこの広告。ポスターにも色々な種類があり、どれも笑顔の女性のポスターなのだが、それぞれにあったコピーが書かれている。パートナーの男性と寄り添う笑顔の女性には「ふれあうとき、人は美しい」、ダンスを踊っている女性には「楽しむとき、ひとは美しい」、食事会か何かの席だろうか?振り返った瞬間の女性には「輝く時、ひとは美しい」。
どれも”ひとは美しい”という非常に肯定的で前向きなメッセージを発信している。ほっほ〜、なるほど。どういう時に「人が、自分が美しいと思うのか」ということを考えたことがなかったわと気付き、尚かつ、外見的な美しさを積極的にプロモートする化粧品会社ではめずらしい戦略だなと、ニベアについてもっと知りたくなった。
帰宅して早速HPを確認した。
「ふれあうとき、楽しむとき、輝く時、夢中なとき。あなたが、あなたらしく生きているとき、人は美しい。」
ニベアは外見的な美しさのみならず、「人の美しさ」を応援するプロダクトを提供する会社であるというメッセージを発信したいのだ。このHPの面白いのは、ビューティー診断なるものがついているところだ。これは、よくある肌の状態チェックなどではなく、「どんな時自分が美しい」と感じるか、23の言葉を選択することにより、診断者が「Looking(目に見える美しさ)」「Feeling(心で感じる美しさ)」「Being(生きる姿勢そのものの美しさ)」のどれに今自身が美しさの重きを置いているのか、そのバランスを測るものだ。とても興味深く、また手軽で単純におもしろかったので、ぜひ皆さんもやってみてください。
ちなみに、私の結果はFeelingとBeingの2つの比重が重いという結果でした。も一回やってみるとLooking に比重を置いてるとの判断。23の言葉に何を感じるかという診断なので、その時々の考え方や、感じ方、気持ちに左右されるのかもしれません。
尚、世代別(10代〜50代)の診断結果も参考資料として掲載されており、おもしろかったのが全世代で1位の言葉、自分が美しいと感じる時は「輝いている時」だそうです。とても抽象的な言葉ではありますが、納得の結果でしょうか。「人が輝いている」。輝き方は人それぞれというか、何に輝くかも人それぞれ。周りの輝いている人に目を向けると、こんな感じ。
1:良い恋愛/結婚をしている
2:家族を支えている、支えられている
3:支え合う友人がいる
4:仕事が好きで、楽しんでいる
5:好きな趣味を楽しんでいる
6:目標を達成するための努力を継続している
7:叶えたい夢があり、着実に近づける努力をしている
8:日々の生活が楽しく、幸せを感じている
こういった要素があって、もしくは合わさって、「おっ◯◯さん、輝いてるね〜」と私は感じるようだ。これらの共通項を絞り込むと、
1:愛する存在/愛される存在がある
2:夢中になれる好きなものがある
3:夢や明確なゴールがあり、尚かつ実現のための努力をしている
4:日々を楽しんでいる
の4つにまとめることができるだろうか。まあ、これはあくまで私の感覚的な分析であり、「人が輝く」のを感じ取れないこともあるわけで(いぶし銀の輝きとか?)、その前に、より深い「感じる力」をまず身につけてから論じた方がよろしいかという声が聞こえてきそうだ。
なにはともあれ、駅で見かけたポスターとコピーで、”「人が美しい」ってどういう時に感じるのか”ということについて気付き、考えたことは、感じる力アップへのよいトレーニングとなった。引き続き、キョロキョロと周りに目を向けつつ、不審者と間違われないよう気をつけよう。
2009年11月14日土曜日
感じる力
感性といえば、感じる力と言えるだろうか?
最近は、どんな状況でもサバイブできるようなメンタルタフネスという意味で、「鈍感力」が話題だが、やはり新しいものを創造していくには、まず周りのいかなることにも好奇心をもって、何かを見いだす「感じる力」が不可欠に思う。
「感じる力」とは、具体的にどういう力を指すのか、分析するよりも、周りにいる、あっこの人感じる力があるな〜と思う人がどういう人かというアプローチで考えてみた。
そしたら、いたいた、感じる力が強い人。
内輪ネタで恐縮だが、友人のAi さんである。彼女ほどクリエイティビティとエネルギーに溢れた友人は、周りにいない。そのクリエイティビティの源が「感じる力」だと思うのだ。
何しろ彼女の趣味は幅広い。料理、石鹸作り、アロマオイルを活用した化粧品作り。粋に和装をこなし、オヤジギャグからクィーンズEnglish まで操る才女である。特に料理の腕は素晴らしく、ジャンルを問わず挑戦する姿勢とOpen Mind な姿勢は脱帽だ。大体インディアン料理から、韓国料理、イギリス料理に杉本彩の男を魅了する料理まで、どんだけ守備範囲を広げれば気が済むのだろうか?と日々更新されるブログにつっこみたくなるほどである。
そんな彼女の感じる力にハッとしたのが、このコピー。
言いえて妙である。
嗅覚と記憶は切っても切り離せないものだが、大概は「あ〜、この香水元カノがつけてたのだな〜」とか、「この香りが流行っていた時代、バブルでソバージュにボディコンできめてたよな〜」とか、そんなコメントが頭に回る。そこから一歩踏み出し、香りで時代を行き来できる、香水はタイムマシンのようだという言葉が出るところに、彼女の感じる力を感じるのだ。
ということで、新企画。
彼女のような感じる力を開発すべく、ちまたに流れるキャッチコピーに関して気になるものを今後ピックアップし、自分なりの考えや思いを紹介していきたい。
乞うご期待。
三味線の世界に触れてみた
先日、長唄の三味線を習っている会社の同僚につれられて、三味線のお教室に見学に行った。
そこは世田谷の閑静な住宅街。
先生は30代前半(?)の若い男性。次代の家元である。と言っても、全然格式張っても偉そうでもなく、たんたんと三味線の種類や、長唄について教えてくださった。なんだろ、お家元というよりはアーティストという趣。
まずは同僚が先生と一緒に一曲(という言い方は正しいのかしら?)弾くのを眺めつつ、聞きつつ、久しぶりの正座に足をしびらせつつ、三味線の調べを楽しんだ。
三味線といっても、色々あるらしく、私が伺ったのは長唄の三味線。津軽三味線なんかとは違い、どちらかというと、親しみやすさの中にも、三味線特有の余韻や色気を感じるゆったりとした感じを全体的に感じる。もちろんアップテンポな楽曲もあり、リズム感も結構必要とされるようで、長唄を口ずさみながら三味線を弾き語る先生の姿に、ギターを弾きながら歌うエリッククラプトンのような雰囲気を感じてしまった。
弦楽器は以前より挑戦したかったのだが、これでまた選択肢が増えて悩むところだ。小さい頃から憧れのバイオリンにするか、中国に行って気に入ってしまった二胡にするか、はたまた三味線か、、、。さすがに全てを実践するには先立つものが必要だし、まずはどれにするか、う〜ん、二胡教室&バイオリン教室の体験にも行かないと、合う/合わないは分からない。
よし、今度は二胡をやってる同僚にお願いして二胡教室に行ってみよっと。
2009年11月3日火曜日
こんなに気持ちのいい日には
青空が広がるこんなに気持ちのいい日にしたいことと言えば、1:布団を干す、2:洗濯する、3:ピクニック、4:サイクリング である。
ということで、4つ全部やってみた。
朝、布団を干し、洗濯をすませ、夫が作ってくれたおにぎりをかかえ、いそいそと自転車で公園へ。先週誕生日プレゼントにと買ってもらったばかりの愛車にまたがり太陽の下走ると気持ちがいい!と共に寒いっ!!え〜っ、つい一昨日まではこんなじゃなかったじゃ〜ん。と心の中でつぶやきつつ、公園に到着。おにぎりをほうばりつつ、しばし紅葉と青空のコントラストを楽しみました。
2009年11月1日日曜日
Change
マイケルジャクソンの映画、This is itを見に行った。
21時半から開始の会はほぼ満席で、その時間帯にしては、30代〜50代の平均年齢もちょっと高めな観客層で、マイケルが全盛の時代をリアルに体験している年代が集まった感があった。
感想は、素晴らしかった。
50歳とは思えない、ダンスのステップと歌声、ステージの演出から、サウンド作りまで、良いコンサートを作り上げたいというプロフェッショナルなパッションが活き活きと伝わってくる。リハーサルとはいえ、それは見るものを魅了するエンターテイメントであり、完成されきっていないからこその、生身の彼の感情や考えを感じることが出来た。I'll be there を歌い上げ、観客として手を振るダンサー達に向けた笑顔と目はキラキラと輝いていて、まぶしかった。その日のお昼に会社の同僚が「マイケルは果たして幸せだったのか?」という話をしていただけに、私には特に、その時の笑顔には感じるものがあった。
ああ、このライブを実際に行いたかっただろうな、最後のステージをどんなにファンに届けたかっただろうかと、マイケルの無念を思うと、悔しく、悲しい。そして、本当に偉大なエンターテイナーを、才能をこんな形で早くも失ってしまったことが残念でならない。
本物のエンターテイメントと、本物の才能、パッションを感じた感動で、帰りの車中は夫と無言。かけていたラジオから流れる音楽やおしゃべりがなんだか雑音に感じて消してしまったくらい(ごめんなさい)、余韻に浸りたかったし、それくらい彼の音楽はやはり本物だった。
映画の最後の曲として選ばれたのは"Man in the mirror"だ。
これは80年代に発表された曲だが、マイケルはこの曲の中で、Changeを呼びかけている。奇しくも今年Obama大統領がChange を訴えかけ、見事大統領となったように、"Make it change"のスピリットは次の世代に受け継がれていくのだろう。彼がマーチンルーサーキングJrやガンジー、マーテレサやジョンレノンから受け継いだように。
彼がこの曲で伝えたかったメッセージ。
"If you wanna make the world a better place, take a look at yourself and then make that change!"
世界を変えることは出来ない自分だけれど、せめて自分自身の小さいことから変えようと、思った。それにはまず、年初に決心した目標をまずは達成すること。そして身近な人々に感謝+大切にすることからまず始めようかな。
"Man in the mirror"の歌詞を知りたい方はこちらのリンクをご覧ください↓
2009年10月27日火曜日
カエルが教えてくれたこと
最近しょうが紅茶がマイブーム。
理由は読者の方ならお気づきだろう。そう、影響を受けやすい私はすぐさま憧れ美女が愛飲している飲み物を愛飲している。飲めば彼女の美しさに届くことを信じて疑わず。勘違いは人を動かし、消費を生む。
ということで、家にあった紅茶が切れた私は、近所のスーパーに早速買いにいった。
スーパーでも紅茶やコーヒーなど、嗜好飲料はひと棚分フルにスペースをさくほど、種類が豊富。昔はこんなに種類はなかったよな〜とおばちゃんモードで腰をかがめつつゆっくり見て行くと、だいたい普段使いの紅茶は同じ値段設定なのに気付く。最終的に日東紅茶のティーバッグにするか、リプトンにするか迷い、しげしげとパッケージを眺める。やっぱここは日本の会社を応援すべきか、ピラミッド型ティーバッグでひらめきを手に入れるか、悩むところだ。そしてふと、リプトンのパッケージにグリーンのカエルマークが描かれているのに気付いた。パッケージに描かれたカエルの周りには、RAINFOREST ALLIANCE CERTIFIEDと書かれている。ふ〜ん、海外の環境保護団体か何かのマークかな〜としげしげ眺めていてふと思い出した。そう、つい先日のことである。パーキングから車を出す時に、かなり立派なカエル(種類は分かんない)をひき殺してしまったのだ。これはあのカエルが「せめてもの罪ほろぼしにこっちを買え〜」と言っているに違いない、う〜む、カエルの呪いは怖そうだ、などとくだらないことを考えつつ、帰宅した。
早速インターネットでRAINFOREST ALLIANCEなるものを調べてみた。NYにある環境保護団体で、20年以上前から、環境保護と農業の共存を目指して活動をしている団体らしい。この緑のカエルマークは、この団体が認証した農場で収穫される農作物にのみ付与することが許されるものとのこと。(詳細はHPをご参照ください)は〜、なるほどね〜と思いつつ、ふと思い出した。
何かの本で読んだ+同僚から聞いた話のミックスなのだが、同じ価格で同じ(ような)製品を比較購入する際、決めてになるような一押しがあるのとないのとで、売上が断然違うということである。その例にあげていたのがVolvicの有名なキャンペーン”1ℓfor 10ℓ"である。消費者が1ℓのVolvicを買うことにより、アフリカに10ℓの水が寄付されるという非常にシンプルで分かりやすいコピーと仕組みで消費者の心を掴んだVolvicは、売上をグンとのばしたらしい。確かにコンビニのペットボトル飲料を選ぶ時、時に水の場合、そんなにどのメーカーも味や価格を比較しても大差ない。その数秒間の比較の際に、「そうだ、こっちを選ぶと社会貢献も出来るじゃない?」という心の付加価値を生むことが出来るのだ。
う〜ん、この仕組み、なんだか交渉学に似てるような気がする。
価格は下げられないが、三方(メーカー/消費者/寄付される側)丸く収まる、クリエイティブオプションと考えられなくもない。
そして、もちろん、この法則はより安い値段という付加価値には、特にこの時代、勝てない。値下げ合戦に息も切れ切れなメーカー各社。もうこれ以上価格は下げれないが、品質もあげられないし、量も増やせない。そんな時、あんがいこの消費活動における「心の付加価値」をうまくプロデュースできるか否かがポイントになってくるのかもしれないですね。
かく言う私は「心の付加価値」ではなく、カエルの呪い(?)いやいや、カエルのささやきで購入にいたったワケですが、、、。
2009年10月25日日曜日
キャリア=自分物語の創り方=
先日丸の内キャリア塾のセミナーに参加してきた。
これは、日経新聞が主催する女性向けのセミナーで、各方面の女性を招き、様々なトピックで講演を行うものだ。以前より興味のある回に応募して、色々な人の話を聞く機会として活用している。今回の講師は尾原蓉子さん。現IFIビジネススクールの名誉学長であり、日本のファッション業界の祖を築いた1人である。旭化成に初の女性大卒として入社し、米ニューヨーク州立ファッション工科大(F.I.T)へ留学、商品企画室長、人材開発部長を歴任し、現在良品計画の社外取締役なども務めている。
まず、御歳70歳とは思えないそのピンッとはった姿勢に若々しい語り口。どう見ても50代、せいぜい60代前半である。会場を見渡すその目には、本当に一人一人の顔が見えているんじゃないかという気迫というか、気持ちを伝えようとするパッションが伝わってくる。
今回は、16歳で交換留学生に選ばれ、1年間のアメリカ留学を体験した高校生の体験から(その当時、氷川丸で渡米したというから、驚きである)、現在のファッション業界への教育に携わるまでの経緯をお話しながら、自身の体験を通して学ばれた「キャリアの創り方」のヒントを参加者に伝えてくれた。私が彼女のお話の中で心に残ったのは、以下の通り。
1:キャリア=プロセス
キャリアとは、一生続く自分の成長、発展のことであり、行き着くゴールでもなければ、目標でもない。自分物語を創りだすプロセスである。
2:Control your destiny, or someone will.
自身の人生の主役であれ、他人の責にすることなく、自分自身の選択、人生に責任を持ち、自分の人生を開拓せよ、ということでしょうか。
3:We have nothing to lose.
やって失うものはない、だったらダメ元でチャレンジしよう。
4:すぐれたキャリア創りのための重要な姿勢(尾原さんの資料より、⇒後が私の理解)
1)主体性を持ち、発揮する、自分の考えを持つ
⇒ブレない自分軸を持つ
2)ポジティブな姿勢=I can do it.スピリット
⇒まずは挑戦を恐れず、チャンスを楽しんでみる
3)目的/目標を持って始める
4)優先順位を明確に=キャリアの過程により
⇒子育て、自己開発を優先する時期もあれば、仕事を優先する時期も、柔軟に順位に対応して、その時の選択に全力投球、その時間を楽しむ(ご主人の転勤時は、家族同居のポリシーを貫き、姫路から新幹線通勤をしたというからスゴイ。それを理解、サポートした家族もスゴイ。)
5)問題解決アプローチ=Win-Win
⇒二者択一に悩む前に、三つ目の選択肢がないのか、新たな選択肢を創りだすことによって、周りも自分にも利益をもたらす解決案を探す努力を惜しまない
6)時代の認識/理解、一段階、二段階上の視点を
7)現場主義
8)責任感=当事者力
⇒自分は関係ないではなく、自分には何が出来るかの姿勢、視点で主体性を持って動く
9)多様な交遊/ネットワーク=広い視野、幅広い情報
⇒年代、性別、国籍、業種、立場に関係なく様々な人の話を聞き、否定/判断することなく、様々な意見を受入れ、理解するOpen Mind な姿勢
10)コミュニケーション=聞く力、相手を理解してから理解される
⇒なんで分かってくれないんだろう?という疑問を持つ前に、まず、自身が相手を分かってあげているのか、その視点を忘れずに
他にも、彼女が今までに出会ってきた人々の中で、一般的に成功したと思われる人が持っている、考え方/資質/能力/習慣のポイントもなるほどね〜とうなずく内容になっており、ここで紹介したいのもやまやまだが、要は”人間力”に秀でた人とでも言えるかもしれない。
を持つ人に関して説明した内容に非常に重なる部分が大きいように感じる。
”人間力”は、様々な経験を通してじっくりと形成されていくものなのだろうが、今後、この言葉
が、ビジネスにおけるキャリア形成のみならず、「どう生きるか」ということを語る上で、
キーワードになってきそうな気がする。
忘れられないBDE (BirthDay Eve)
やっぱり、天ぷら、寿司、鉄板焼きは職人の世界。あまりにも見事に美味しい天ぷらの数々を適切なタイミングで供するその華麗な美食の世界にうっとりと舌鼓をうちつつ、ハッと気付くとお食事は終了していた。。。写真を撮る間もなく口に運んでいた。美味しいものを前にするといつも私ってこう。
中でも感動したのが松茸。
基本B級グルメな一般ピーポー(懐かしい響き)家庭に生まれ育った私は、松茸をガッツリ食べた覚えがない。過去に焼き松茸を裂いた状態で食べたような気もしないでもないが、そんな程度の記憶だ。それが昨日は国産松茸を贅沢にも一本。半分に割った状態で揚げられたその香しい高貴な香り、口に入れ噛んだ瞬間に香りと甘みがじゅんわりと広がる。
あ〜、だから私は天ぷらが好き。素材の旨味がしっかりと閉じ込められて、サクサク衣と油の甘みでさらに美味しさのハーモニーを口の中で繰り広げるのである。
そして、(あ〜、これ写真撮っておけばよかった〜)誕生日ディナーということで、一口大の赤飯をサプライズでご用意いただき、その粋な計らいと、エビ、カニがだめな私のために松茸を初め、コチなどエビより断然お得なコース外の食材を気前良く供していただき、大満足な夜だった。
いやいや、夜はそれでは終わらなかった。
せっかくだから、メインバーで一杯飲んで行こうと、メインバーに立ち寄った。ここは、政財界の方達が通う、平均年齢も高めな大人なバーである。通されたカウンターにご機嫌な気分で腰掛け、せっかくだからと季節のフルーツのカクテルを作っていただき、いや〜老舗バーは違うな〜と周りをふと見渡すと、バーの左2席先に帽子を被ったミドルエイジの男性が挙動不審で一人カクテルを飲んでいる。結構酔っぱらっているようで、ねらいを定めた人を凝視しているその眼差しと、たまに笑顔を見せるその顔はどこかで見たような?????
あ〜、日本が生んだスター、世界の◯◯ちゃんじゃあないですか!
最近はビールのCMでおなじみですが、さすがに渋くてカッコいい。カウンターで座る様は絵になっています。その後、◯◯ちゃんと夫の間に男女の2人組のお客さんが座り、彼らが色々と話し始めた。男性は70〜80代といったところで、女性は30代くらいだろうか?何やら熱心に話す2人の様子を横から凝視してその会話に聞き入る世界の◯◯ちゃん。それが3〜5分続いたころだったろうか?◯◯ちゃんは突然彼らに話しかけた。
「変っ!」
話しかけられた2人は目を白黒している、ってのは見えなかったがきっとそうしていただろう。さらに◯◯ちゃんはたたみかける。
「変だよ、変っ!!!」
どっちかってーと、いきなり「変っ」と話かけたあなたの方が変だと思うが、2人組は恐れをなして逃げ帰っていった。すると居心地が悪くなったのだろうか、数分後に
「すみませ〜ん、チェック!!」(このチェック!と叫んだ時の声の張り、ロックでした)
と会計をすませ、バテンダーに「やっぱ変だよな?」と消えた2人の席を親指で指し、がっしがっしと立ち去っていった。
スターに会えただけでも感激だが、スターの以外な一面を見ることが出来たことに感無量である。う〜ん、あれは◯◯ちゃんからのサプラズBDP だったのだろうか?
何はともあれ、記憶に残るBDになった。
ありがとう、◯◯ちゃん。
HBDならぬTYD
今日は私の誕生日。
この歳になると、やや気恥ずかしさすら感じるようになる。そこで考えた。そうだ、今年はプレゼントをいただくばかりではなく、お世話になったあの方へ、家族へ、日頃の感謝をこめて、手作り&Miniギフトを差し上げよう!
思い立つと即行動の私。
先日初めて作った石鹸と、クッキー(の範疇なのかしら?これ?Kaoruさんがブログで紹介していたクックパットに乗っているこちらのレシピです)を各種かごに詰めて送る、差し上げることにした。もちろん、感謝の手紙を添えて。
1:お世話になった方へ
昔は、この日ばかりは祝ってもらうのが当然とばかりに、食べたいものや、欲しいものをプレゼントにいただいてきたが、今年からは、この誕生日に周りで支えてくださる家族や友人達に感謝する日として、大切にしたいと思う。大人の階段をまたひとつ登れたでしょうか?そう感じる今日このごろです。
この世に生まれて、健康で幸せな日々を送れることに感謝。
皆さん、どうもありがとう!!!
2009年10月18日日曜日
運動の秋ということで、ジョギング再開
食欲の秋、芸術の秋は、言われなくても全開で実施しているが、このブログにとって肝心なスポーツの秋はちっとも実践していない。
会社内サークル(っていうのかな?)のジョギングクラブにいつの間にか入会していた(興味があると言ったら、翌日には入会歓迎メールが関連部署に縦横無尽に送られていた。。。)ので、サークルが始まる前に、なまった身体をなんとかすべく、隠れ自主練をすることにした。
いや、別に隠れてもないけど、まあ自宅周辺でちょっとジョギング再開だ。
今日は、近所を約3キロ走ったが、3キロだけで結構な汗。
脂肪で身体が重い、重い。体重は以前変わらないが、明らかに変わった身体のライン。そう、筋肉が脂肪にとって代わられているのだ!このブログで宣言してからはや10ヶ月。あと今年も残すところ2ヶ月あまり。。。。ラストスパートをかけることにした。少なくとも11月中には余裕で5キロはジョグできるようにしなければ。
まあ、昔からコツコツよりは一気に攻めるタイプである。年末までにしまった身体になるよう、ここが頑張りどころだ。
ジョギングをされる方には、このジョギングシュミレーターがお勧め。
今日のカロリー消費がご飯一膳や中ジョッキ1杯で換算されるのも、なんか具体的でいい。
ちなみに、今日の走りは中ジョッキ1杯にも満たず。。。。
<今日のひろべーデータ>
体重:48.6KG
運動:ジョギング3キロ、腹筋 30回
英語:SKYPE英会話 1レッスン
夜のラーメンは大人の贅沢
先日夜、前から気になっていた「世田谷ラーメン」に行ってきた。
ここは、以前にカイロプラクティスの帰りに店の前で並んでいるお客さんの列を見かけてから、ずっと行きたかったところである。
なぜ、今回行こうと腰をあげたのかというと、先日夜中の番組で小雪が立ち寄って、美味しいとコメントしていた+割と近所+行列 という理由からである。というか、これだけ理由があればもっと早くアクションしていてもよいところだが、そこは、まあ、ねぇ。
ともかく豪快な食べっぷりの小雪さん。
自然体で、いつでものびのびと自身の感じるままに行動するのも、現代女性から支持される理由なんでしょうね〜。この「あたしは、あたし〜」という突抜感は、賛否両論になりそうですが、少なくとも私はこういう人好きなんですよね。
どれだけ美味しいかは、↓のYOU TUBEをご参照あれ。
2009年10月13日火曜日
My Sweet Pillow
書かずにはいられない、そう、人は感激、感動を覚えた時、それを誰かに伝えたいと強く思うものだ、ということに気付かされたのが、この枕。
オーダーメイド枕を知ったのは、数年前だろうか? 何かのテレビ番組で、榊原郁恵が夫の渡辺徹へのプレゼントとしてあつらえているのを見て以来である。自慢じゃないが、私は結構首長族の部類に入る、首が長めなため、よく寝違えやすい。最近は寝違えても回復に時間がかかり、さらに同じ場所を寝違えagainなんてことすらある。これはそろそろオーダーメイドで自分に合うものを使うべきでは?と思い立ち、お店に電話すると、予約で一杯だという。だが、その隙をついて入れるタイミングで呼んでくれるらしい。ということで、一路二子玉川を目指した。
お店に着くと、何やら色々な種類の枕が並べられており、棚の向こうにベッドが3台並べられており、そこにそれぞれ横になり、枕の状態を確認しているようである。その光景におおーっと胸高まりつつ、空きが来るまで小1時間、スターバックスで読書しながら待った。ようやく携帯に知らせが入り駆けつけると、まずノギスのようなもので頸椎弧を計測、その後家のベッドマットの固さに合わせたベッドに横になり、全9種類の素材から自分がしっくりくるものを選んでいく。仰向けの状態だけでなく、しっかりと左右横向きになった状態の寝心地と、首にシワがよらないか、高すぎることはないか、低すぎることはないか、スタッフの方のチェックが入る。枕を頭に当てる前までは、きっと迷うだろうな〜と思っていたが、案外「あ、コレ」としっくりくるものが分かるもので、2種類まで選択肢を絞ることができた。ここからが難しい。人は一般的に2者択一が出来づらい生き物だ。そこで、5つのパーツのうち、中央のパーツを上下別の素材にしてもらい、ひっくり返すと別素材の感触が楽しめるよう、作っていただくことにした。ちなみに私が選んだのは、パフパウダーとソロテックという素材。
待つ事およそ30分あまり、ようやく念願のMy Sweet pillowとご対面することが出来た。
一緒にオーダー番号、枕素材を記載したカルテのようなものが渡され、自分の名前も記載されているのがなんだか特別な感がありうれしい。1年間の無料高さ調整も保証されて、1万7千数百円で出来上がった。(価格は素材によります)
↓カルテ
そして眠りについた時のうっとりとした頭の沈み心地。あ〜、たまらんですよ。沈みすぎることなく、適度な反発力もあり、朝の目覚めは快適そのものでした。睡眠は百薬の長。
質の良い睡眠がとれるようになった分、はて仕事に励むか、家事に励むか?いやいや勉強に励むところか?あ、睡眠時間が凝縮する分遊んどこうか? なんて考える秋の夜長です。
↓ビッグカメラでもらったお昼寝枕のクマちゃんとmy枕のツーショット
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