2009年11月1日日曜日

Change


マイケルジャクソンの映画、This is itを見に行った。
21時半から開始の会はほぼ満席で、その時間帯にしては、30代〜50代の平均年齢もちょっと高めな観客層で、マイケルが全盛の時代をリアルに体験している年代が集まった感があった。

感想は、素晴らしかった。
50歳とは思えない、ダンスのステップと歌声、ステージの演出から、サウンド作りまで、良いコンサートを作り上げたいというプロフェッショナルなパッションが活き活きと伝わってくる。リハーサルとはいえ、それは見るものを魅了するエンターテイメントであり、完成されきっていないからこその、生身の彼の感情や考えを感じることが出来た。I'll be there を歌い上げ、観客として手を振るダンサー達に向けた笑顔と目はキラキラと輝いていて、まぶしかった。その日のお昼に会社の同僚が「マイケルは果たして幸せだったのか?」という話をしていただけに、私には特に、その時の笑顔には感じるものがあった。

ああ、このライブを実際に行いたかっただろうな、最後のステージをどんなにファンに届けたかっただろうかと、マイケルの無念を思うと、悔しく、悲しい。そして、本当に偉大なエンターテイナーを、才能をこんな形で早くも失ってしまったことが残念でならない。

本物のエンターテイメントと、本物の才能、パッションを感じた感動で、帰りの車中は夫と無言。かけていたラジオから流れる音楽やおしゃべりがなんだか雑音に感じて消してしまったくらい(ごめんなさい)、余韻に浸りたかったし、それくらい彼の音楽はやはり本物だった。

映画の最後の曲として選ばれたのは"Man in the mirror"だ。
これは80年代に発表された曲だが、マイケルはこの曲の中で、Changeを呼びかけている。奇しくも今年Obama大統領がChange を訴えかけ、見事大統領となったように、"Make it change"のスピリットは次の世代に受け継がれていくのだろう。彼がマーチンルーサーキングJrやガンジー、マーテレサやジョンレノンから受け継いだように。

彼がこの曲で伝えたかったメッセージ。
"If you wanna make the world a better place, take a look at yourself and then make that change!"
世界を変えることは出来ない自分だけれど、せめて自分自身の小さいことから変えようと、思った。それにはまず、年初に決心した目標をまずは達成すること。そして身近な人々に感謝+大切にすることからまず始めようかな。

"Man in the mirror"の歌詞を知りたい方はこちらのリンクをご覧ください↓


2 件のコメント:

  1. iPOD用にダウンロードしたよ!あとHeal the Worldも名曲だね。

    返信削除
  2. 映画になっているんだ。オバマ大統領と同じChangeがメッセージとは、偶然?なのね。

    返信削除