2009年11月14日土曜日

感じる力

感性といえば、感じる力と言えるだろうか?
最近は、どんな状況でもサバイブできるようなメンタルタフネスという意味で、「鈍感力」が話題だが、やはり新しいものを創造していくには、まず周りのいかなることにも好奇心をもって、何かを見いだす「感じる力」が不可欠に思う。

「感じる力」とは、具体的にどういう力を指すのか、分析するよりも、周りにいる、あっこの人感じる力があるな〜と思う人がどういう人かというアプローチで考えてみた。

そしたら、いたいた、感じる力が強い人。
内輪ネタで恐縮だが、友人のAi さんである。彼女ほどクリエイティビティとエネルギーに溢れた友人は、周りにいない。そのクリエイティビティの源が「感じる力」だと思うのだ。
何しろ彼女の趣味は幅広い。料理、石鹸作り、アロマオイルを活用した化粧品作り。粋に和装をこなし、オヤジギャグからクィーンズEnglish まで操る才女である。特に料理の腕は素晴らしく、ジャンルを問わず挑戦する姿勢とOpen Mind な姿勢は脱帽だ。大体インディアン料理から、韓国料理、イギリス料理に杉本彩の男を魅了する料理まで、どんだけ守備範囲を広げれば気が済むのだろうか?と日々更新されるブログにつっこみたくなるほどである。

そんな彼女の感じる力にハッとしたのが、このコピー。
言いえて妙である。

嗅覚と記憶は切っても切り離せないものだが、大概は「あ〜、この香水元カノがつけてたのだな〜」とか、「この香りが流行っていた時代、バブルでソバージュにボディコンできめてたよな〜」とか、そんなコメントが頭に回る。そこから一歩踏み出し、香りで時代を行き来できる、香水はタイムマシンのようだという言葉が出るところに、彼女の感じる力を感じるのだ。

ということで、新企画。
彼女のような感じる力を開発すべく、ちまたに流れるキャッチコピーに関して気になるものを今後ピックアップし、自分なりの考えや思いを紹介していきたい。
乞うご期待。

4 件のコメント:

  1. キャッチコピーといえば、ルミネのキャッチコピーもなかなか良いですね。小雪さんは自分よりも強いからという理由で香水をつけないそうですね。(小雪10のルールによると)
    私は、きっと確固たる自分の部分は幹1本だけで、それ以外は、いろんな人からの影響を受けた小枝や葉っぱを付けてゆきたいと思うのだと思います。だから香水はTPOで自分の心をいとも簡単に変えてくれる魔法のボトルですから、自分よりも強いものを求めます。5感に訴えかけられた記憶でも、自分のアンテナにクックッと引っ掛かるものって、凄いパワーがあるものだと思いますわ。

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  2. ほんと、Aiさんには感心です!仕事と家庭と子育てがあるのにどこに時間があるのだろう・・・?といつも思います。
    それにしても、”鈍感力”が話題なんだね。どういうことなのだろう・・・?

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  3. そうそう、AIさんのエネルギーは本当に感心です。それにしてもヒロベーさんの文章はとてもコミカルで楽しいです。気になるキャッチコピー、楽しみにしています。

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  4. 鈍感力はね、今度書くけど結構すごいよ。
    感性は努力してちょっとは改善できるかもだけど、鈍感力はけっこう天然的要素が強いからね〜。まあ、乞うご期待。

    アンテナね〜、アンテナって見れたら面白いね。それぞれ違った形、大きさのものをもってるんだろうね。

    あらっ、コミカルだなんてうれしいじゃないですか。
    読み手が楽しんでもらえる、何かを感じてもらえるって、最大の評価ですよ!
    とってもうれしい、がんばろ。

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