やっぱり、天ぷら、寿司、鉄板焼きは職人の世界。あまりにも見事に美味しい天ぷらの数々を適切なタイミングで供するその華麗な美食の世界にうっとりと舌鼓をうちつつ、ハッと気付くとお食事は終了していた。。。写真を撮る間もなく口に運んでいた。美味しいものを前にするといつも私ってこう。
中でも感動したのが松茸。
基本B級グルメな一般ピーポー(懐かしい響き)家庭に生まれ育った私は、松茸をガッツリ食べた覚えがない。過去に焼き松茸を裂いた状態で食べたような気もしないでもないが、そんな程度の記憶だ。それが昨日は国産松茸を贅沢にも一本。半分に割った状態で揚げられたその香しい高貴な香り、口に入れ噛んだ瞬間に香りと甘みがじゅんわりと広がる。
あ〜、だから私は天ぷらが好き。素材の旨味がしっかりと閉じ込められて、サクサク衣と油の甘みでさらに美味しさのハーモニーを口の中で繰り広げるのである。
そして、(あ〜、これ写真撮っておけばよかった〜)誕生日ディナーということで、一口大の赤飯をサプライズでご用意いただき、その粋な計らいと、エビ、カニがだめな私のために松茸を初め、コチなどエビより断然お得なコース外の食材を気前良く供していただき、大満足な夜だった。
いやいや、夜はそれでは終わらなかった。
せっかくだから、メインバーで一杯飲んで行こうと、メインバーに立ち寄った。ここは、政財界の方達が通う、平均年齢も高めな大人なバーである。通されたカウンターにご機嫌な気分で腰掛け、せっかくだからと季節のフルーツのカクテルを作っていただき、いや〜老舗バーは違うな〜と周りをふと見渡すと、バーの左2席先に帽子を被ったミドルエイジの男性が挙動不審で一人カクテルを飲んでいる。結構酔っぱらっているようで、ねらいを定めた人を凝視しているその眼差しと、たまに笑顔を見せるその顔はどこかで見たような?????
あ〜、日本が生んだスター、世界の◯◯ちゃんじゃあないですか!
最近はビールのCMでおなじみですが、さすがに渋くてカッコいい。カウンターで座る様は絵になっています。その後、◯◯ちゃんと夫の間に男女の2人組のお客さんが座り、彼らが色々と話し始めた。男性は70〜80代といったところで、女性は30代くらいだろうか?何やら熱心に話す2人の様子を横から凝視してその会話に聞き入る世界の◯◯ちゃん。それが3〜5分続いたころだったろうか?◯◯ちゃんは突然彼らに話しかけた。
「変っ!」
話しかけられた2人は目を白黒している、ってのは見えなかったがきっとそうしていただろう。さらに◯◯ちゃんはたたみかける。
「変だよ、変っ!!!」
どっちかってーと、いきなり「変っ」と話かけたあなたの方が変だと思うが、2人組は恐れをなして逃げ帰っていった。すると居心地が悪くなったのだろうか、数分後に
「すみませ〜ん、チェック!!」(このチェック!と叫んだ時の声の張り、ロックでした)
と会計をすませ、バテンダーに「やっぱ変だよな?」と消えた2人の席を親指で指し、がっしがっしと立ち去っていった。
スターに会えただけでも感激だが、スターの以外な一面を見ることが出来たことに感無量である。う〜ん、あれは◯◯ちゃんからのサプラズBDP だったのだろうか?
何はともあれ、記憶に残るBDになった。
ありがとう、◯◯ちゃん。
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返信削除松茸の、しかも国産!を贅沢に天婦羅!天婦羅はやはりプロが揚げたのがいいよね。それにしてもOOちゃんが来るくらいのバーなんだ!そういうところ行ってみたいな。企画しようよ。
返信削除はい、ぜひSATC in Tokyo会を開きましょ〜。
返信削除お誕生日おめでとう!粋な計らいをしてくれる旦那様が本当にうらやましいです。Hirobeiさん、大切にしてもらっていていいなあ。イチゴのケーキもプレゼントかしら。
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