2009年12月6日日曜日

10年目のギフト

現在の会社に入社して10年目。
今年はとても慌ただしく、尚かつ学ぶべきことの多い充実した年だった。改めてブログでも紹介したいと思っているが、先日6ヶ月のお試し期間を経て、昨年より希望していた部署に異動することが出来た。この異動もすったもんだがあったが、今はようやく腰を落ち着けて働くことが出来ることに感謝している。

そして、5月から担当していたプロジェクトが実を結び、なんと、新聞に掲載されたのだ!
担当し始めた頃は、その業界の知識も皆無、交渉力も日々の業務で培った程度で、ちゃんとしたトレーニングを受けたこともない。大体プロジェクトチーム自体がアメリカ人のボス、フランス人+私、の実に国際色豊な、というと聞こえがいいが、要は普通のコミュニケーションすら難しい。仕事へのアプローチや考え方がまったく違うのだ。何度ボスの部屋で口角泡飛ばしながら日本語英語で話合ったことか。。。

そんなこんなで大変だったプロジェクトも、相手の会社の寛容な理解と協力、チームの皆の協力のおかげでなんとか締結にこぎ着けることが出来た。その間、ボスからは決して諦めない開拓者精神を、フランス人同僚からは、何事も否定しない柔軟な考え方を学んだ。異動のすったもんだで、嫌になりかけたこの会社も、もうちょっと頑張ろうと思った。単純なものだ。でもこのプロジェクトはスタートでしかなく、これからが本番。作った土台にどういう建物をたてていくのか、イメージから設計におこす作業がこれから待っている。うかうかしていられないのだ。でも、同時に楽しみな自分がいる。仕事はこれだから止められない。

そうそう、10年目のギフト。
来日中の本社CEOがプロジェクトの調印式に自ら出席してくれ、しかも新しい部署に移った私に祝福のキス(両頬を合わせるヤツです)を送ってくれたのだ!入社して10年目にして直接お話できる機会を持てたことにもびっくりだが(あれっ、やっぱり遅いですか?)、あれはうれしいサプライズだった。

私にとっての10年目のギフトは、「日経の切り抜き+キス」だった。

20年後のギフトは何になるのだろうか?


2 件のコメント:

  1. おめでとうございます!希望の部署に移動できるとはよかったですね!もう10年勤務になるのですね。

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  2. おめでとう!例のあれですね!ほんと頑張っているんだよね!私もあなたが自慢です。

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