2009年1月29日木曜日

最後の晩餐


最期の時を迎える時、何を食べますか?

この質問すると大体3方向に分かれる。
1;贅沢な食事or憧れの食事
  例)米沢牛の5等級で最もいい等級のステーキ とか
2;とってもシンプルなもの
  例)炊きたてのご飯、卵かけご飯、納豆ご飯 とか
3;子供の頃によく食べていた思いでの食事  

今日、地球が滅亡します。
あなたは最期に何を食べたいと思うのでしょうか?
私は2か3の選択肢で迷いましたが、3になると思います。
それは小、中学校のころ毎週土曜の昼ごはんに食べていた母が作ってくれたうどんです。
具は豚肉と長ネギだけのシンプルなものですが、あれだけは毎週食べても飽きずに好んで食べていたものです。
2の卵がけご飯も捨てがたいのですが、最期となると母の味に戻ると思うのです。
死を目前にした時、一瞬でも母の味に”安心”や”安らぎ”を求めてしまうと思うのです。
母の味って、大きい存在ですよね。

母の味といえば、我が家は夕飯のメニューで家計状況が丸分かりの家庭でした。
給料日前になると多くなるのが、もやし、豆腐、油揚げ、練り物(かまぼこ、ちくわ)などの食材を用いた一品です。
おかずの種類も給料日前には一品少なくなり、その変わりに、いつもはごはんのお供な存在の納豆がお皿に盛られて、おかずの一品として正式メンバー入りを果たしていました。
こうして見ると、「高タンパク質で低カロリーの体に良さそうな和食」といったメンツがそろっていますが、当時はそのあっさりしたメンバーに「あ〜、今月ももうそんな時期か〜」と思いつつ、あと何日すれば、唐揚げやハンバーグにありつけるのかとげんなりとしながら箸をつついておりました。贅沢言ってすみません。
(子供かよっと突っ込まれそうですが、練り物は今でも食べるときに当時のなんとなく暗い気持ちが思い出され、唐揚げやハンバーグを食べる時、なんとなく”晴れ”な気分になるのです)

今自分が主婦になって分かります。
もやし、豆腐のありがたさが。
調理しやすく、和風にも中華にも変身してくれる。
そして何よりお財布に優しい。
あれは頼りになる。いや、本当に。

不況な昨今、一人暮らしの男性でもお弁当を作って持参する人が増えているそうです。
テレビで見ましたが、いや皆さん、価格や栄養のバランスだけでなく、彩りまで結構キレイ。
私も頑張ってみようかな?
いやいや、外食ランチの楽しみには替えられない。
はい、せいぜいもやしと豆腐で我が家は乗り切りますよ、この不況。

<今日のひろべーデータ>
体重;49.5kg
勉強;On line 英会話 1class
運動;スクワット 100回、腹筋 50回

3 件のコメント:

  1. 写真、よく撮れているね~~!!!卵かけご飯が食べたくなりました。アメリカの卵って黄身が薄い色だし、生ではちょっと危険な感じがするので、こっちでは食べられないの・・・。だって、消費期限が信じられないくらい長いんだよ。絶対、何か入っているに違いない。
    ちなみに私も最後の晩餐は3を選びます。

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  2. そうですね、私も3で貧乏人のアスパラガスあたりでしょうかね。毎週土曜日のうどんもいいね。そうなんだよね、繰り返していても美味しいものって本物だよね。母の味に安らぎですね。インスパイヤーされました。

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  3. 普通、高級ステーキの例として“米沢牛”はまず初めにはでないでしょう。松坂牛とか、神戸牛などじゃないかしら。米沢牛が出るあたりに、事情通なHiro-beiを感じます。

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