その時に、改めて考えてみた。”ラグジュアリー”とは何かということを。
ラグジュアリー=豪華さ、贅沢さ と表されることが多いだろうか?
この言葉で連想するのは、豪華なディナー、高級ホテル、高級ブランドに身を包むこと、高級車などであろうか?だが、真のラグジュアリーとは?
もちろん、人によって答えは様々だし、一つの正しい答えなんかない。
でも、先日その人と話を聞いていて、私なりの答えに行き着いた。それは、”手間”であり”時間”である。そして気付いた。これは日本の「御馳走」「おもてなし」の心に通じると。
客人をそれこそ走り回って、美味しいものを調達し、心からくつろいでもらおうともてなす。一流旅館でなくとも、久しぶりに実家に帰った時に感じるのではないだろうか?「おもてなし」の心を。
本当の贅沢って、どれだけお金を使ったかではない、どれだけ時間を、手間をかけて創りだすかなのだ、その空間を、時間を。ラグジュアリーブランドの製品が贅沢なのは、その素材や作製過程の細かさもさることながら、見えない部分でケアしている様々な人々の苦労があり、その人たちの製品にかけた時間や手間、気持ちがひとつひとつの製品に込められているからこその贅沢品なのだ。決して業務効率だけを追っていては提供できない、製品へのこだわり。そこのところを忘れてしまうのは簡単だ。努力しつづけるのは難しい。
でも見えないところにこそ、時間と手間を惜しまない。
その努力をし続けられるブランドこそ、本物だ。私はそう思う。
あなたが言うと説得力がありますね。理想は自分をラグジュアリーブランドにしたいね!
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