暑い中、食品メーカーや、大学、自治体等が集まり、各ブースで試食会や、映画上映、ゲームなどを通して、食の大切さを親子で学べるという中々濃い内容のものだった。
中でも、倉庫内を見学するツアーが目玉で、40分かけて職員の方が丁寧に現在の食料事情から、お米の管理体制までじっくり教えてくださった。色々な説明で最も心に残ったのが、食料自給率の問題だ。先進国の中でも日本は自給率が非常に低く、洋風な食品嗜好への変化から、お米離れもよく聞く。同時に、数年前から毎年のように発生する食品偽造問題。かと思えば、昨年からの不景気に食品から生活雑貨まで、一気にインフレが加速している状態で、家計は安い輸入食品に助けられている状況が続く。(でも、やっぱり自給率が高い国と国土は相関性があるような気がします。農地が多いから自給率が高いのか、自給率を維持する国内消費が高いから農地が多いのか。。。と思ったら夫によると話はもっと複雑らしい)
私自身は日本以外の国で生産された食品も比較的偏見を持たず購入/消費してますが、買い物する時の条件として、価格、鮮度、量(あまり多くても腐らせますので)などを考慮しており、人によっては農薬等の使用+鮮度を含めて「品質」を考慮される方も多いのだと思います。ここに出来れば「国産か否か」という視点が入ると違うのだと職員の方もおっしゃっていました。この視点は国外産が安全でないという後ろ向きなものではなく、国内の食品自給率をあげるために、生産者を応援するつもりで「国産」を購入しようというものです。なるほどな〜と思いつつ、食品は案外この視点は取り入れやすいかもしれませんね。
ただし、生活雑貨や衣類となると。。。。特にファッション、インテリア等、海外=カッコイイという図式が成り立っているものに当てはめるにはまだまだ時間がかかりそうですね。日本のメーカー品を買って、「よしっ」と思っても、海外で作られたものだったりしますので。。
確かに国産=安全とは一概に言えないけれども、自給率UPを支援するのに貢献できますね。
返信削除そうだね。自給率UPは切実な問題だよね。お寿司のネタもほとんどが外国からだというじゃない。あのガリも、タイ製だとか。せめてお米はね。それにしても通な場所を探すよね。
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