2009年8月20日木曜日

年利3%の働き方、年利15%の働き方

年利3%の働き方と年利15%の働き方だったら、あなたはどちらをとりますか?

今日同僚とランチの時に話題になった。
キャリアアップのステップとして転職をし、3年と決めてガムシャラに働き、その間会社が認める成果を出し、
次のステップの転職を狙う。もちろんそれなりの成果を出すためだったら昼夜を問わず、他チームに後ろ指さされようが、
部下の顔色が悪くなろうが短気決戦だ。これを年利15%の実績を生むハイリスクハイリターンな投資に例えて、年利
15%の働き方と設定した。

その反対に、年利3%だが、着実に毎年会社にとって間接的でも利益を生むような貢献をし、スローな業績向上を年利15%に
笑われつつも30年働き続ける働き方を年利3%の働き方と設定した。

あなたはどちらの働き方を選びますか?

もちろん、どちらが正しいということではなく、働くスタイルの違いだが、最近の傾向としては短気決戦で成果を
出せるプロフェッショナル契約社員的な働き方をするビジネスマンが重宝されているようだ。
彼らは会社から会社へ成果を出して移動していく。会社としても年利3%では成し得なかった業績を短期間で実現
するだけに、その存在は大きい。しかも彼らは会社に面倒を見てもらうつもりもなく、各会社はあくまで通過地点でしかない。
自身で次の行く先へと消えて行くのだから、会社としてはカンフル剤人材としてありがたい存在であろう。

年利3%はマイペースかもしれないが、ちょっとずつ成果をあげながら、周りのチームを尊重し、じっくりとことをなしとげる。
例え3%の年利でも複利の効果で少しずつ周りの信頼を集め、年々仕事がやりやすく、自身もじっくりと成長していく
のだ。

あなたはどちらの働き方を選びますか?

個人的には、年利3%の働き方をしたいなと思いつつ、会社の経営者の視点で考えると、年利15%の活躍も捨てがたい。
特にこんな時代には、短気的に成果を出せる彼らは重宝するなと思うし、劇的な成果を出せるプロフェッショナルな
働き方に憧れも感じる。両方をミックスしたキャリア設計もいいんじゃないかとも思う。でも、でもね、である。
結局どちらをとっても、働いていて幸せか否かじゃないかと思う。ちょっと宗教臭い書き方で恐縮だが、どういう働き方
をしている自分がやりがいを覚えるのか、充実感を感じるのか。結局そこなのだろう。ただ、働いている時、どういう
働き方であれ、同僚も同時にハッピーに働けるよう心がける働き方でありたいなと思う。そして、それぞれの働き方を否定
せずに尊重できるハートを持って働きたいなと。

あなたはどちらの働き方を選びますか?



3 件のコメント:

  1. ひろべーさん、こんにちは。
    年利3%と15%か~。ずいぶん大胆に分けたね。
    この2つの働き方しかないとしたら、私は15%を選びながらここまできたのかな・・・。
    でもそれって、ひろべーさんも書いているけど、結局は自分がどれだけ満足して生きていられるかってことだと思う。3%の働きだとしても、時間的拘束は同じようにかかってくるでしょ。それだったら、一瞬一瞬を大事に生きていこうと思うと、結果的に仕事効率も上がり、15%の結果を生み出しているものだと思うな。
    今度、また飲みながら話したいね☆

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  2. ん~、3年と30年だと、どちらでもないかなぁ~。仕事は私にとってプライオリティが低いので・・・。

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  3. Akiさん、コメントありがとうございます〜。いや〜、働き方を2つに分けることは出来ないですけどね、ちょっと比較しやすい働き方をしている人を身近に見ていて感じたことです。。。
    Mariko さん、そうね、仕事と仕事以外で比較してしまうと仕事より家族、自分の健康がやはり大事だと思うな。でも、実際に仕事している時の仕事への姿勢は機会があったら考えてみるといいかもね。

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