2010年3月8日月曜日

骨折

かれこれ3週間前になるだろうか?
先日足の小指を骨折した。

その日、昼から出かける予定の私は、朝シャワーを浴びて、ガウンを探していた。そうだ、いつものとこにかけてるんじゃなくて、リビングにあったわ、と思いだしつつ、濡れたまま急いで取りにいこうとしたところ、「ギャーッツ」と私の声が家中に響いた。足がすべってそのまま素っ裸ですってんころりんと転んでしまったのだ。

その時、足の爪をぶつけて半はがれ状態となり、その痛みに「ぐあ〜〜〜〜〜〜っつ」と声にならない声でもがく私。ところが、このとき小指をドアにひっかけ折っていたらしい。小指の痛みよりも爪の痛みにもがきつつ、出かけようと必死な私。眉間にシワをよせつつつ化粧をし、でかけるべく靴を履こうとするも、パンプスはもちろんのこと、ヒールのない乗馬型のブーツも痛くてとてもじゃないが、足を通せない。ようやくはけるのがムートンブーツであることが判明したが、その日のコーディネートをムートンブーツに会わせてやり直しである。

予定の時刻を30分ほど超えて出かけるが、一歩一歩が痛い、ツライ。足をひき、ひき、その日一つ目の用事を終えて、夫と待ち合わせ、2つ目の用事へ向かう。大事をとって帰宅したほうがいいという夫のアドバイスも聞かずに、2つ目の用事は立食パーティー。ワインでも飲めば爪の痛みも感じなくなるだろうと、単純な考えで過ごすこと1時間。すると、足をかばって立ち続ける姿勢に今度は腰が痛んでくる。こりゃ〜、いかんわ、と帰宅した。

爪の痛みはワインがきいたのか(?)、大分収まり、大丈夫じゃない〜。と思っていたが、小指周辺が紫に変色している。あれ〜?と思いつつ、翌日病院に行くと、「折れてるね〜」とのこと。「ちょっと外向きになってるから内向きにしないとね〜。」とグイッと小指の方向を直され、「イテテッツ」とその時ようやく小指の痛みを自覚した。なんでも大人になってからの骨折は治りが悪いらしく、全治2〜3ヶ月かかるとのこと。完治までは6ヶ月もかかるらしい。「てことは、牛乳いっぱい飲むと違いますか?」とお約束の質問をしてみると。「いや〜牛乳で早く治るってのは聞いたことないね〜」と快活に教えてくれた。結局、添え木をすると、靴が履きにくくなるので、となりの指を添え木代わりにしようということになり、隣の指とともにテープでぐるぐる巻きにされた。「はいっ。お大事に〜!」え、これだけ?
自慢じゃないが、この年になって初めての骨折である。骨折治療がどんなもんかが良く分からない。だが、ようは固定してくっつくのを待つのだそうだから、どう考えてもこんなもんだろう。だとしたら、案外カルシウムを積極的に摂取するのもあながち間違ってはいないんじゃないかい?と思いつつ、毎週通院してくっつき度合いを確認している私である。
骨なんて、折るもんじゃない&結構簡単に折れるもんだ。

皆さんも気をつけてくださいね。

2 件のコメント:

  1. 大丈夫ー!?!?しかし、足の小指だなんて、とっても痛そう・・・。しばらくは無理は禁物ですね。牛乳のくだりが面白かったわ。お大事にね。

    返信削除
  2. ええ~なんて痛々しいレポート!ビックリしました。その後調子はどうでしょうか。滑ったくらいで骨折してしまうとは油断できないね。「牛乳」の質問がお茶目でおかしかったです。早く治るといいね。

    返信削除