2009年4月15日水曜日

シュガースティックに感じる幸せ度の感度

   友人からのプチギフト:ネタ帳(カエルのシール付き!)

先日友人と久しぶりに会うということで、プチギフトを用意した。
私が用意したギフトはディーン&デルーカのシュガースティックだ。なぜこれをお持たせにしたのかというと、ちょっとした贅沢=小さい幸せ を感じることが出来たから、その気持ちを友人にも感じてほしいと思い選んだ。

このシュガースティックは、ちょっとモダンで高めなレストランやカフェで供されることもあると思うが、私が出会ったのは、去年リッツカールトン東京に泊まった時だ。
私の誕生日に、贅沢な時間をプレゼントしようと夫が招待してくれたその場所でシュガースティックに出会った。泊まったのはクラブラウンジというフロアで、ウェルカムドリンンクから朝食、軽食、昼食、アフタヌーンティーから夕食、カクテルに軽食と、一日中美しく、贅沢な食を楽しむことが出来る場所で、そこで出されたコーヒーに添えられたシュガースティックを見て、一般ピーポー(懐かしいわ、この響き)の私たちはいたく感銘を受けた。1回きりの使い切りなのに、完成度の高いデザイン性。とってもキュートで女心をそそる1品である。

そんな私たちが部屋に案内され、豪華な室内と見事な景色に感嘆しきりな時に、目に飛び込んだのが、これである。部屋についている無料のお茶セットの中に燦然と輝くシュガースティック。私は即座に「おお、これは家に持って帰って、ここぞという時に使おうっ」と思った。楽しい時間は瞬く間に過ぎ、翌日ふと目をやると、シュガースティックがないっ。2本あったうちの1本がないのである。ハッと窓際を見ると、シュガースティック棒とコーヒーカップが。ああ、しかも私が使いたかった茶色い方が使われている。。。。。
もちろん使ったのは夫。ここで、性格の違いを認識。

私は貧乏性なのか、幸せをとっておきたいタイプ。で、とっておいて、その後その存在を忘れてしまうため、実際の幸福感を味わう前に食べ物は消費期限を過ぎてしまう。我ながらトロい性格である。だが、そのとき実際の幸せをとっておくせいか、”モノ/こと=幸せ”と思う記憶は長らく持続するようで、それを実際に体験するまで気持ちが持続する。逆に夫はその場で幸せを味わうことが優先でその幸せを持続するという考えはない。たかがシュガースティックでこうまで異なる幸せの感じ方。

でも幸せを感じる力としては2人ともとっても優秀ではないだろうか?
お砂糖ひとつでこんなに幸せな気分を感じることが出来るなんて我ながら素敵なことのように思う。小さい幸せを感じることが出来る幸せ。幸せ度の感度は高い方が幸せだ。

その逆に不幸を感じにくい、鈍感力に関し、先日話題になった。これはまたの機会に。

2 件のコメント:

  1. とっても素敵な誕生日プレゼントだったね!そのシュガースティックも感動的。これ考えた人すごいね!

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  2. そうなの、これすごく可愛くって気にいってるのよ。水曜日は午後出勤だから、午前中はこれでお茶をのんでリラックスしてから、一番大変はWの仕事に出かけることにしているの。こんな素敵なプチギフトをもらえて幸せ。

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